こんにちは、mymykenshinです。 私は10年以上前にタバコをやめました。20才のころから18年も吸って、やめました。辞めた理由は些細なことです。そして禁煙は本当につらかった。18年の間に、何回禁煙に失敗したか数えられないぐらい。
そんな私なので、タバコをやめられない人の気持ちがすごくよくわかります。そして辞めてわかったのは、喫煙行為というのが周囲に本当に迷惑をかけている事実です。
続きを読むをクリックすると、もしかしたらタバコを辞められるヒントが読めるかもしれません。もし私が禁煙する前に、こんなブログを見たら開かなかったかもしれません。また非難されるからです。
私は非難はしません。意志が弱いとディスルつもりもありません。なぜなら
、その批判がまたタバコに向かわせるのを知っているからです。
読んでみて「自分は違う」と思えば無視すればいいだけです。
あと、パートナーにタバコを、やめてほしいと考えている人にも役立つように書いていますので、そういう方にも是非読んで欲しい。
全然関係ないけど興味本位の人もどうぞ(^^;
- 私のタバコと禁煙履歴
- どうやら私は最高ランクのニコチン依存症だったみたい
- タバコを吸う人の認知的不協和
- ④私がタバコをやめて良かったなと思う点
- タバコをやめさせたかったら、ディスらないこと。
- タバコを吸うことで、嘘つきになり言い訳するのがストレスだった。
- まとめ
私のタバコと禁煙履歴
25年以上前は、男性は半分以上タバコを吸っていたと思います。タバコ人口も目茶苦茶多くて。新宿とかタバコくさかった。大通りの交差点ごとに灰皿が配置されていて。
だから普通のことのように20才にタバコを吸い始めた。うちの親はタバコが嫌いなので最初は隠れてすっていたけど、ある日屋根に出て吸っていた灰皿が落ちてばれた。
ばれてしまう頃には辞められなくて 、逆に部屋で堂々と吸うようになった。
私は国家試験の勉強とかしていたので、余計にタバコがやめられなくなった。
つまり、吸い始めた当初からタバコに後ろめたさがあったわけです。
そして何年かするとタバコの臭いが体にしみついて。それが嫌で、何度もやめようとするのだけど、1週間ともたない。残業と寝不足が続いていてタバコが密接に生活とからみあっていました。
そんな私ですが、過重労働に疲れて仕事やめて、オーストラリアに1年間 語学留学していたことがあります。そうなると寝不足とは無縁で。学校だって15時ぐらいには終わってしまって、そこから遊ぶだけ。
そしてオーストラリアは15年ぐらい前からタバコが異常に高くて。それで4か月ぐらい禁煙に成功したのです。ニコチンパッチというのを使ってやめたのです。
でも、ある日友達にすすめられて吸ってしまったのです。一本だけ。
オーストラリアにいる時期は本数こそ少なくなったのですが、帰国したら、元に戻っていました。
不思議なことに一度成功しかけたから、また禁煙できると思っていたのがそうではなかった。むしろ余計にやめられなくなっていたように思えます。
そして結婚して子供が生まれてすぐに、今度こそやめようと思った。でもダメだった。
そこまで失敗すると、もう無理なんじゃないかと、自分で思うようになってしまった。
そのころは、実は色々ありまして、夫婦仲も最悪で。娘が2歳のときですが、タバコやめないと離婚だと言い出して。
こっちも逆切れして家を飛び出して。
禁煙外来に飛び込んだです。禁煙外来に入る前にコンビニで5本ぐらい吸って、そのまま病院に行く感じでした。
先生は冷静に、では呼吸を測定しますって。そしたら、メモリ振り切るぐらいニコチンやら一酸化炭素濃度で。そりゃそうです。直前に5本吸っていましたから(^^;
でも先生は「すごい数値だね」といいながら、ニコチンパッチを処方してくれて、
じゃあ3週間後にきてください。
先生はディスらなかったし精神論を言うまでもなく。「一緒に頑張りましょう。ニコチン依存症という病気ですから」って言ってくれた。私は、その言葉に救われました。ずっとタバコを吸うことでうしろめたさを感じていたのが、つらさを受けいれてくれたような。
でも、その後、通院中も壮絶な禁断症状で、一日が長かったな~。ニコチンパッチって、血液にゆるーくニコチンを入れて禁断症状をなくすという
そしてパッチはだんだん小さくなって。2か月ぐらいでパッチなしで過ごすという代物なのです。
タバコを吸いたい気持ちが和らぐっていうけど。やっぱ吸いたい。
先生は3週間後にパッチを処方してくれるわけなので、3週間後にヤクを処方してもらいにいくようなものです。パッチきらしたら考えたくもない禁断症状が確実だからです。
だけど、もし吸ってしまったら、薬処方されるどころか、合わせる顔がないわけじゃないですか。
だから3週間を指折り数えて、吸わないように頑張るという繰り返しでした。数か月で治療は終わって、通院終わり。その後も苦しむのですが、なんとか禁煙に成功。
普通は1年ぐらいやめると、タバコを吸っていたことも忘れるようですが、私は3年ぐらい、時々タバコを吸う夢見ました。そのたびに奥さんに夢の中でディスられるという。
そんな禁煙生活でした。私は生涯1本だってタバコを吸うことはないでしょう。なぜなら禁煙が苦しくて、二度と同じつらい思いをしたくないからです。トラウマに近いです。
どうやら私は最高ランクのニコチン依存症だったみたい
この10年間で周囲がどんどんタバコをやめていくわけですが、実は自分以上に苦しんで辞めている人を見たことがない。
もしかしたら私までニコチン依存症が強いとやめにくいのかもしれないね。やめていない連中は同類なのかもしれない。
どれぐらい苦しいかというと一週間吸わないとニコチンパッチしているのに顔面と足の指先がビリビリしびれている感覚になるのです。まあ病気ですね
タバコを吸う人の認知的不協和
タバコを吸わない人からはタバコは迷惑以外の何物でもないわけです。煙は体に毒だし。副流煙でこっちまで健康に害あるし。なんにせよ臭いわけです。
そして吸わない人から吸う人に「タバコは癌の原因になるし、・・・」と色々害の説明して「なんでタバコをやめないんだ」と迫られます。
それがタバコを吸う人からは、すごいストレスなわけです。おっしゃることはごもっとも。
人間とは不思議なもので、そういうストレスから解放されるために自分に都合の良いデータをもってきて正当化するわけです。こういうのを、認知的不協和といいます。
そのさいたる例は「タバコを吸っている吸っていないに癌の発生確率と因果関係は見つけられない」というものです。
タバコ産業というのは巨大産業なので、金をもらってタバコ会社に都合の良い論文を書く腐れ学者が、数えきれないほどいまして、喫煙者がほっとする論文を書くのです。現実はやはり健康に相当わるいのです。
次の記事を読むと、喫煙者も非喫煙者も本当のリスクを知ることになるでしょう
私は喫煙者に、こういう事実と向き合うことは大切だと思うのです。認知的不協和から逃げ出すのはやめよう。そこが第1歩です。
下の記事を読んで「実は間違っているよ」とか一切思わないで読んで欲しい。
④私がタバコをやめて良かったなと思う点
まずタールの酷い臭いが抜けたことですね。臭い自体は1か月も禁煙するとだいぶ収まるのですのですが、たんにタールの茶色が混じるのが1年以上続きました。
だから肺にためてしまったタールが外に出るまで相当時間がかかります。完全にはでないのでしょうが。問題はなくなります。
先ほどの記事にもありましたが、タバコに含まれる一酸化炭素はヘモグロビンと酸素の結合力が250倍なので。酸素が取り込めなくなってくるのです。私が禁煙して一番に効果が出てきたのは、顔色です。肌色の鮮やかな色にみるみる戻ってきました。
タバコは老化を促進させることになるようで。「双子 喫煙」と検索すると双子で片方が喫煙者で。もう片方が非喫煙者の画像がたくさん出てきます。
40ぐらいでかなり違う顔になっています。
そして何より、タバコで嘘ついたり言い訳しなくてすむのは大きい。私には2人の子供がいますが、子供が物心つく前にタバコやめていたので、攻められることはなかった。子供に言い訳とかしたくないですよね。きっと言い訳する子供に育つからです。
タバコをやめさせたかったら、ディスらないこと。
パートナーに禁煙をしてほしいという方に書きます
まず認識しなければならないのは、タバコを辞められないのは依存症という病気です。
吸ったことがない人から見ると、なぜこちらが不愉快になることをするのだろうって感じです。それは病気だからです。
タバコを辞められないのは意思が弱いせいだからとか。妻からは自分を愛していないから辞められないと言われましたが。意志の問題ではないのです。仮に意志が弱いせいだとして、それは問題なのですか?あなたは、そんなに意志が強い人なのですか?
病気で寝込んでいる人に同じことが言えますか?
意志が弱いから病気になって治らないんだとか。自分への愛情が足らないから病気が治らないとか。
逆にそういう攻められる感じが、ストレスになって余計にタバコに走らせます。外で吸って家の中では口笛吹いています。でもばれるよね。そしたら嘘をつかなくてはなりません。嘘をつくと、それがストレスになります。
私の妻もさんざん攻めてくれましたので、ストレス増幅でしたね。ただしくは「一緒に病院に行きましょう」だと思います。
そして一緒に頑張ろうとか。たとえ一本吸ったって。また一から禁煙頑張ろうでいいじゃないですか。
私は妻にそういう対応をしてほしかったです。そうすれば、もう少し楽に禁煙できたように思えます。
タバコを吸うことで、嘘つきになり言い訳するのがストレスだった。
タバコさえ吸わなければ言い訳なんて普段しない。隠れてコソコソしないし、嘘だってつかない。非難されると逆切れする。
タバコを吸っている人だって、他人に迷惑をかけたいわけじゃない。嘘だってつきたいわけじゃない。
これは病気なのです。
パートナーに禁煙してほしい人は、そこを理解しましょう。とはいえ、禁煙は本人の強い意思が必要。せめないようにお互い話し合い、その気になるように頑張りましょう。
とにかく病院に行くことです。病院に行くと色々と治療の選択肢も教えてくれるし、知識もしっかり入ります。
私の友人はチャンピックスを使って軽くやめた羨ましい人ですが、チャンピックスには副作用がありますから。やはり先生への相談が必須です。
まとめ
なかなかうまく伝えにくいのですが、ポイントを箇条書きすると
・タバコを辞められないのは病気であって、喫煙者の人格を否定するものではないということ。
・喫煙者はタバコの害と、他人にどれだけ迷惑をかけているか直視して、辞める決意をすること
・病院に行くこと。
・パートナーがいる人にはニコチン依存症という病気について理解してもらい、協力してもらうようにお願いすること。
・パートナーにタバコを辞めてほしい人は、上のことをパートナーに理解してもらい、応援する態度で一緒に病院に行く。
こんな感じです。
では今日はこんな感じで。この記事を読んで、タバコを辞めた人いたら嬉しいです。
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